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髪と頭皮のことを真剣に考える美容室

「ヘアマニキュア」白髪を安全に優しく染めたい方にオススメです《寝屋川市香里園美容院》

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寝屋川市香里園駅、徒歩3分のオーガニックカラーと天然ヘナを得意としてる美容室hair’s LOG(ヘアーズログ)です。 髪と頭皮に優しいヘアカラーや白髪染めを探してる方は是非ご相談ください。

 

寝屋川市「香里園駅」から徒歩3分の

オーガニックカラーと天然ヘナなどの白髪染めが得意な美容室

hair's LOGロゴ

hair’s LOG(ヘアーズ ログ)の小野です。

 

白髪が伸びて目立ってくるととても気になりますよね。

白髪を染めるには「白髪染め」となりますが、白髪染めといっても様々な種類があります。

 

白髪染めの種類によりそれぞれ特徴があり、使う人によってメリット・デメリットは変わってきます。

白髪を上手に隠すなら自分にあったものを選びたいですよね。

 

そこでこの記事では、髪の毛や頭皮に優しい白髪染めを求めている方にオススメしている

「ヘアマニキュア」について紹介したいと思います。

 

髪の毛や頭皮に優しい「ヘアマニキュア 」

 

ヘアマニキュアと聞くと、

昔流行ったとか、自分で染めてみたけど全然染まらなかった、すぐに色が落ちたとかあまりイメージの良くない方も多いかもしれませんが、

最近のヘアマニキュアはよく染まる様になったり色落ちがしにくくなったりと、髪や頭皮の事を大切にしたい方にとってはとても優れたヘアカラーになり得ます。

 

そんなヘアマニキュアの特徴について詳しく解説していきます。

 

ヘアマニキュアとは?普通の白髪染めと何が違うの?

まず「ヘアマニキュア」とはいったいどんなものなのか、「白髪染め」とは何が違うのか解説していきたいと思いますが、

 

一般的に「白髪染め」と呼ばれるものは、

正確にいうと、アルカリカラーと呼ばれ、

1剤に酸化染料アルカリ剤が配合され、

2剤に過酸化水素が配合されており、

1剤2剤を混ぜ合わせる事により、染色と脱色を同時に行える医薬部外品のヘアカラーの事を「白髪染め」と呼んでいます。

 

ヘアマニキュアやその他のカラー剤も”白髪を染める”為に使用したりしますので、

白髪を染めるために使用するならば、ヘアマニキュアも「白髪染め」と呼んでいてもおかしくはないのですが、

一般的には、1番メジャーな”白髪染め用アルカリカラー”の事を「白髪染め」と呼んでいます。

 

それに対し、「ヘアマニキュア」とは、

爪のマニキュアと同じように染料が髪の毛の表面に付着するカラー剤です。

 

酸性染料」と呼ばれる染料を髪の毛の表面にあるキューティクルに吸着する事で染まります。

簡単にいうと髪の表面に色素をコーティングしますイメージです。

ただ、ヘアマニキュアは髪を明るくする力(脱色)がありません。
脱色しない代わりに髪の毛を傷めずに染めることが可能です。

 

そして、ヘアマニキュアは「酸性カラー」とも呼ばれていて、酸性を好む髪にとっては、ダメージレスで染められるありがたいカラー剤と言えます。

 

その他にもヘアマニキュアには、たくさんのメリットデメリットがあります。

ここからは、その特徴について詳しく案内していきますので参考にしてくださいね。

hair's LOG 小野

 

ヘアマニキュアのメリット

①髪へのダメージが少ない

ヘアマニキュアの一番のメリットは髪へのダメージが少ないことです。

ヘアマニキュアは、髪の毛の表面に薬剤を塗ってコーティングするだけなので髪へのダメージは抑えられます。

髪へのダメージが少ない理由は、白髪染めには必ず配合されているアルカリ剤や過酸化水素が配合されていないので、毛髪内部のメラニン色素を破壊しないためです。

 

②白髪染めでかぶれる人でも染められる

ヘアマニキュアは、白髪染めなどのへアカラーで、頭皮や顔などが「かぶれ」「痒み」などの肌トラブルやアレルギーの症状があった方でも使えます。

その理由は、ヘアマニキュアには、ジアミンアレルギーの原因となる「酸化染料(ジアミン系染料等)」が含まれていないためです。

 

また、ヘアマニキュアは基本的に頭皮には触れないように塗るので頭皮に対しても負担はほとんどありません。

したがって、皮膚への刺激は少ないためパッチテストも義務付けられていません。

義務ではありませんが、肌が弱い人や敏感肌やアレルギー体質の人、頭皮のヒリヒリや湿疹などが心配な人は、必ずパッチテストは行ってくださいね。

 

③ツヤのある仕上がりになる

ヘアマニキュアで髪を染めるとツヤが出やすくなります。

キューティクルを開いて染める白髪染めと違い、ヘアマニキュアは髪をコーティングしてくれるのでパサつきが気になる人にもおすすめです。

 

特に、くせ毛の人や軟毛の人は髪がパサついて見えやすいので、ヘアマニキュアで染めると効果的。

ダメージが少なく髪をコーティングするので、トリートメント効果も期待でき、ツヤのある仕上がりになります。

 

④白髪染め独特のイヤなにおいがない

白髪染めのツンとした臭いが苦手な人もたくさんいるのではないでしょうか。

この臭いの正体は、白髪染めで使用されるアルカリ剤に含まれるアンモニアです。

また、ジアミンや過酸化水素水の化学薬品にもにおいがあります。

一方、ヘアマニキュアはこのような成分が入っていないためツンとするイヤな臭いがほぼありません。

 

 

ヘアマニキュアのデメリット

ここまで、ヘアマニキュアのメリットを紹介してきましたが、良い事ばかりではなくデメリットももちろんあります。

ここからは、使用する際に知っておいてもらいたい注意点を説明するのでチェックしてみてください。

 

①黒髪は明るくならない

ヘアマニキュアは、髪の表面に染料を付着させるものなので黒髪を明るくすることはできません。

ヘアマニキュアには髪を明るくするための「アルカリ剤」や「過酸化水素」が含まれていないので、キューティクルを開いたり脱色力はありません。

そのために黒髪にヘアマニキュアを塗っても、色はほとんど見えないです。

これはヘアマニキュアの発色が悪いというわけではなく、黒髪に染めると色が見えづらいだけで発色自体はしっかりとしています。

例えるなら、黒い画用紙に赤ペンで文字を書いても色が見えないのと同じ、と想像してもらえばいいかもしれません。

つまり白髪にはよく染まったように見えますが、黒髪はほとんど変化がありません。

 

②色落ちが早い

ヘアマニキュアは白髪染めより色落ちが早いです。

その理由は白髪染めは髪の毛の内部まで染まりますが、ヘアマニキュアは髪の毛の表面に付着してるだけだからです。

髪質やダメージなどによる個人差はありますが、
白髪染めは2ヶ月くらい色持ちしますが、

ヘアマニキュアは4週間ほどと言われています。(ただし最近のヘアマニキュアであれば1〜2ヶ月くらい色持ちされる方がほとんどです)

ただし染めてから2〜3日はタオルやマクラにヘアマニキュアの色が付く可能性があります、気になりにくい柄物などにしておきましょう。

 

ヘアマニキュアの方が色落ちが早いのはメカニズム上仕方ない事なのですが、
白髪染めは明るくなったりしっかりと染まるために、早い方であれば2週間くらいで根元部分が目立ってくると感じられます。

一方、ヘアマニキュアはシャンプーのたびに少しづつ色は落ちますが、元の髪の色に戻るだけなので毛先のほうだけ明るくなったり、根元もハッキリ染めているところの境目が出ませんので伸びてきてもナチュラルになります。

 

 

③頭皮や服などに付着するとなかなか落ちない

ヘアマニキュアは、地肌につくとかなり色が取れづらいです。

そのため、ヘアマニキュアを塗るときは地肌につかないように最善の注意を払わなければなりません。

その為に、美容院では「マニキュア塗り」とか「ゼロテク」と呼ばれる技法で地肌ギリギリのところから、頭皮に付かないようにマニキュアを塗布していきます。

これがプロならではの技法となり、ヘアマニキュアの染まりや色持ちなどにも大きく関わってきます。

染まり方で言えば、内部から染まる白髪染めは洋服の色などで使われる「染色」。

表面に付着して染まるヘアマニキュアは、ベンチになどに塗る「ペンキ」のような染まり方です。

 

④セルフカラーは困難

ヘアマニキュアは白髪染めと比べるとセルフで染めるのはより難しいです。

それは白髪染めと違い、薬剤が地肌に付かないように塗布しなければいけないからです。

根元部分は地肌に付かないようにするため、数ミリ程度塗れないので、根元部分は染めにくくなります。

きれいにムラなく染めるには薬剤を少量づつコームで広げていくのがコツですが、この塗布方法は一般の方には少し難しくなります。

 

さらにヘアマニキュアは温めると染まりが良くなるという特徴があり、加温機などを用いることでしっかりと染まります。

家でもラップにドライヤーで温めるという方法がありますが10分以上温め続けるというのは腕が疲れてしまうのでやや現実的ではありません。

 

ヘアマニキュアのセルフカラーは初心者さんや不器用さんには少しハードルが高いので美容師さんに任せるのが良いでしょう。

 

ヘアマニキュアの特徴 まとめ

ここまでのヘアマニキュアの特徴をまとめるとこのような感じです。

  • 髪の毛を明るくすることは出来ない
  • 色持ちはやや悪い
  • 地肌から染められない
  • 頭皮がピリピリしない
  • ジアミンアレルギーの人でも染められる
  • 髪の毛の傷みは少ない

ヘアマニキュアは白髪染めと比べると、アルカリ成分が入っていませんので、

キューティクルを開けたり髪の毛を明るくすることは出来ませんが、その変わりに髪の毛へのダメージはほとんどありません。

 

白髪染めに含まれる染料は髪の毛内部にまで染まりますが、ヘアマニキュアは髪の毛の表面にしか染まりません。

その為に色落ちは早くなりますが、内部まで浸透しない為に髪への負担も少ないです。

 

ヘアマニキュアは地肌に付くととれなくなってしまう為に、地肌から染めることが出来ずに数ミリだけ浮かせて染める必要があります。

マメに染める方にはややデメリットではありますが、直接頭皮には付けませんし、白髪染めより成分的にも優しいので、頭皮への刺激やアレルギーの心配があまりありません。

 

つまり、

  • 髪の毛を傷ませたくない
  • 頭皮に負担を与えたくない
  • ジアミンアレルギーでも白髪を染めたい

という事を優先させたい方にとってヘアマニキュアはとても有効的なヘアカラーとなるのです。

 

 

 

 

しっかり染まるヘアマニキュアの秘密

これまでにヘアマニキュアをされた事のある方の中には、

「あまり白髪が染まらなかった」
「すぐに色が抜けた」
「根元の白髪がすぐに目立ってきた」

などあまりいい印象を持ってない方も多いかと思いますが、

 

その理由としては大きく2つあります。

 

①染まりの悪いヘアマニキュアを使用していた

1番多いケースとしては、市販のヘアマニキュアを購入して家でセルフで染められているケースです。

ヘアマニキュアは地肌に着いたら取れにくいという特徴がありますが、一般の方がご自分で染めるときにそんなうまく塗れるわけではありませんし、

ヘアマニキュアにより洗面台やお風呂が汚れてクレームにならないように、

わざと薄めで染まりが悪い作りになっているのです。

 

その為に髪の毛に塗っても染まりにくい、すぐに落ちるという事になります。

 

さらにプロ用でも、ひと昔前のヘアマニキュアは髪の毛への吸着が甘かったので、根元ギリギリから塗っても少し浮いてきたり、シャンプーなどですぐに流れてしまうなどがありました。

最新のプロ用のヘアマニキュアであれば、そういった問題点がかなり改善されているので、

白髪染めと同程度の染まる様なヘアマニキュアも出てきています。

 

ヘアカラーはメーカーもどんどん新作を出してきて、それらを取り入れる美容院も多いですが、

ヘアマニキュアってずっと同じものを使っていて昔から変えてないという美容院も多いです。

ヘアマニキュアに関してもちゃんと新しいものを取り入れている美容院でしてもらう事をオススメします。

 

 

②ヘアマニキュアの塗り方

ヘアマニキュアの染まりが悪い原因のもう一つの理由に、

「しっかりと塗れていない」という事があります。

ヘアマニキュアは何度もお伝えしている様に、頭皮に付くと染まってしまう為に、地肌ギリギリのところからクシを使って細かく塗っていきます。

マニキュア塗り」とか「ゼロテク」という美容師ならではの技法です。

 

セルフでする場合にそんな同じ様にうまく塗れるわけありませんので、ザックリとでしか染める事ができず、どうしても染まりが悪くなります。

 

さらに髪の毛内部まで浸透する白髪染めと比べて、ヘアマニキュアは髪の毛の表面に吸着するというメカニズムになっていますので、

イメージとしては1本1本の髪の毛の360度方向から満遍なく塗布してあげる事でしっかりと吸着します。

その為に白髪染めより細かく塗布してあげる必要があるのです。

この頭皮に付けない様にと、スライスを細かく丁寧にとりながら塗布するという事を、

めんどくさいからと、嫌がったり、適当に塗布する美容師さんも多いとお聞きしますし、

お店にヘアマニキュアを置いていないという美容院も増えていていると聞いています。

 

そういった美容師や美容院でヘアマニキュアをされてしまうと本当のプロ用ヘアマニキュアの良さを感じれないまま、

ヘアマニキュアは、染まらない、すぐ色落ちするといった印象になったままの方も多いと感じています。

しっかりと染まるヘアマニキュアを取り扱っていて、丁寧に染めてくれる美容院でぜひ染めてみてください。

 

 

ヘアマニキュアの色持ちを良くする方法

ヘアマニキュアで白髪がきれいに染まったら、メンテナンスも大切です。

色落ちせず長持ちさせるコツをお伝えしていきます。

 

①洗浄力の優しいシャンプーを使う

ヘアマニキュアの色落ちは、日々のシャンプーが一番の原因です。

しかし、シャンプーは皆さん毎日する方がほとんどだと思いますので、シャンプーの種類にこだわってみてください。

 

理想的なシャンプーは、洗浄力の優しいシャンプーです。
有名なものは、「アミノ酸系シャンプー」や「弱酸性」と表記されているシャンプーです。

それぞれ配合されている界面活性剤やpH調整剤が髪に合わないものですとヘアマニキュアの色落ちが早くなってしまいます。

 

また、髪の毛は熱いお湯に弱いです。髪にやさしい温度は38度くらいのぬるめのお湯が髪にダメージを与えにくくヘアマニキュアの色落ちを防ぎやすくなりますのでおすすめです。

 

さらに、トリートメントやコンディショナーを長く付けておくのもヘアマニキュア的にはあまり良くありません。

トリートメントの効果を効かせるために長めに時間を置くことは、髪にはいいのですが、トリートメントとヘアマニキュアが吸着してしまい流すときにヘアマニキュアの色も一緒に流れてしまいやすくなります。

トリートメントやコンディショナーの補修成分や保湿成分は髪に浸透したらしっかり維持できているので、付けた後はしっかりと流してあげてください。

hair’s LOGでもオススメのシャンプートリートメントがありますのでお問い合わせくださいね

hair's LOG 小野

 

 

②髪の毛はすぐにしっかりと乾かす

ヘアマニキュアの色持ちを良くする秘訣は、髪が濡れた際には、すぐに乾かすことです。

ヘアマニキュアで染めた髪は、髪濡れにより色落ちをしやすくなっています。

その理由は、髪は濡れると髪の毛の表面にある「キューティクル」が開く性質をもっているためです。
キューティクルが開いていると、そのすき間から、染料が抜けていってしまうのです。

 

濡れたまま放置していると、ヘアマニキュアの染料がじんわりと滲み出てると思ってもらえたら良いかと思います。

そのために髪の毛が濡れた状態で寝てしまうと、枕や布団などに色がついてしまったり、摩擦などで傷み、色落ちを加速させてしまう原因となります。

そうならないように、髪の毛を洗った後は出来るだけ早く乾かしましょう。
ドライヤーの前にしっかりタオルドライをする事でドライヤーの時間を短縮する事ができます。

 

③雨や汗、海やプール気をつける

ヘアマニキュアは、シャンプーや濡れている状態に弱いと説明しました。
つまり、「水に弱い」とも言えます。

 

ですので、雨や汗にも気をつけなければいけません。

とくに、プールや海で髪を濡らしてしまうと、アルカリ性のために髪のメラニン色素も抜けてしまうため色落ちしやすくなります。

ジム通いやサウナがお好きな方も同じように抜けやすくなってしまうのでご注意ください。

対処方法としてはこちらもシャワーで流した後はすぐに乾かすようにしましょう。

 

④ヘアアイロンはできるだけ低温で使う

ヘアマニキュアをしている状態でも、ヘアアイロンは使用してもOKです。

しかし、温度には注意してください。

できるだけ低温で設定して、同じところを続けてアイロンしないようにします。温度設定は150度くらいが理想的です。

温度が高いと、キューティクルにダメージを与え髪の主成分であるたんぱく質が固まって髪の毛のダメージの原因にもなってしまいます。

 

⑤染めた後すぐにパーマをかけない

ヘアマニキュアを使用後にパーマや縮毛矯正をかけないようにしましょう。

パーマ剤の成分により、キューティクルが開くのでヘアマニキュアの色素が抜け落ちてしまいます。

パーマや縮毛矯正は、ヘアマニキュアで染める前にかけるようにしましょう。

 

ヘアマニキュアは化粧品分類ですので、パーマ剤の医薬部外品も同日施術する事は薬機法的に問題ありません。

ただし、同日はやはり負担が大きいと思いますので別日にする事をオススメしています。

 

 

 

白髪用ヘアマニキュアをおすすめする人はこんな人!

ここからは、ヘアマニキュアをオススメしたい人について説明していきます。

自分にヘアマニキュアは合っているのかチェックしてみてくださいね。

 

髪のダメージを抑えたい人

ヘアマニキュアの最大の特徴は、髪へのダメージが少ないことです。

女性が男性に比べて髪が長くパーマやカラーなどヘアスタイルを変えることも多いです。

髪の毛を明るくすると印象も変わりますが、髪のダメージへの悩みを持つ人も多くなります。

それは髪を明るくするには必ず脱色が必要ですのでどうしても髪が傷みやすくなります。

ヘアマニキュアでも白髪の割合や使用する色味がによっては明るい印象に見せる事も可能です。

髪をできるだけダメージから守りたい人はヘアマニキュアを選択するのがオススメです。

 

ツヤをアップさせたい人

ヘアマニキュアは、髪の表面をコーティングする施術なので髪の毛にツヤを与えます。

ですので、とくに髪の長い女性やストレートヘアの人におすすめで、色をあまり変えたくない場合は透明なヘアマニキュアでツヤを与えるという方法も流行しました。

今はトリートメントの技術や商材のクオリティも格段に上がっていますので、あえてトリートメント替わりに透明ヘアマニキュアを選択する必要は無いと思います。

あっくん

 

年齢を重ねると30歳くらいを境に、髪は空洞化といって髪の内部が土管のように空っぽになってしまう髪の毛の粗しょう症が起こります。

骨の骨粗鬆症(こつそしょうしょう)にちなんで「毛粗しょう症」とも呼ばれます。

 

エイジング毛などとも呼ばれますが、髪の毛の空洞化により髪はハリやコシがなくなり傷んで見えやすくなります。

白髪の量だけではなく、加齢による空洞化のような髪の状態に悩まれている方は、ヘアマニキュアを提案する事があります。

白髪の表面に色を載せるタイプのヘアマニキュアは、発色が良く鮮やかな色を出せるのが魅力です。

キューティクルを開かずに染めるため、ツヤのある自然な仕上がりになります。

 

髪へのダメージが気になる人

髪のダメージが気になる人は、白髪染めよりもヘアマニキュアで白髪を染めることをおすすめします。

ヘアマニキュアはハリコシが出るので、

「昔に比べると髪のボリュームが減ったと感じる人」や「カラーやパーマで髪が傷んでいる人」にはもってこいです。

 

さらにツヤを出す効果もあり、髪が傷んで見えやすい猫っ毛の人が使っても良いと思います。

ヘアカラー全般に言えますが、白髪をキレイに染めることができたとしても髪が傷んで見えてしまっては意味がありません。

ヘアマニキュアを使って髪にツヤを与えながら、白髪を染めていきましょう。

 

 

頭皮かぶれなどが心配な人

白髪染めはキューティクルを開かせるアルカリ剤を使用しているため、頭皮が敏感な方はかぶれなどの肌トラブルを起こしやすいです。

しかし、白髪用ヘアマニキュアはそのような肌トラブルにつながるような成分はほとんど入っていません。

ですので、頭皮のかぶれなどが心配な人も使えます。

妊娠中など、体が敏感になっているときに選んでいただきたいのはヘアマニキュアです。(医薬品部外品である白髪染めは妊娠中の使用は控えるように注意書きがあります)

 

さらにヘアマニキュアは、へアカラーなどでアレルギーが起こった方でも使えます。その理由は、ヘアマニキュアには、ジアミンアレルギーの引き金となる「酸化染料(ジアミン系染料等)」が含まれていないためです。

 

これまではかぶれが生じなかった方でも、ヘアカラーを使い続けることにより、ある日突然、かぶれが生じるリスクがあることが指摘されています。そういったリスクをヘアマニキュアでは未然に防げるというメリットもあります。

 

ヘアマニキュアは、化粧品に分類されているので、お肌が弱い人も安心して使えるものですが、

誰しもが絶対安心安全!」ということではありませんので、心配な人は必ず使用前にパッチテストを行ったり美容師さんに相談したりしてください。

 

 

いろんな色にチャレンジしてみたい人

白髪の部分だけに色を入れたい人や、鮮やかな髪色を楽しみたい方にもヘアマニキュアは向いています。

 

アルカリカラーの白髪染めの場合は、黒髪も明るく脱色しますので全体的にブラウンに近い感じに染まります。

しかし、ヘアマニキュアですと色を明るくする力がありませんので黒髪部分には染まっているけど色味がわかりません。

 

その代わりに、白髪やブリーチをして明るくなった髪の毛にヘアマニキュアで染めると、その色がそのまま髪の毛に染まりますのでビビットな色味が楽しめます。

 

ヘアマニキュアは白髪染めと違い色落ちするスピードが速いのは確かにデメリットです。

しかし、そこをプラスに考えると他の色に変えやすいということになります!

最近のヘアマニキュアは、カラー展開が豊富になっている事と元々鮮やかな色味なども得意としているのでヘアカラーを楽しみたい方にも向いているともいえます。

 

 

ヘアマニキュアの特徴まとめ

ヘアマニキュアは、クシを使って、髪の毛の表面にだけ色をつける染毛料(化粧品)のことです。

酸性染料」という安全性の高い染料が使われていて、頭皮に付けないように塗布するために、

頭皮への負担はすくないヘアカラーとなっています。

 

ヘアマニキュアの良いところまとめ

  • 髪にあまりダメージを与えずに着色できる
  • コーティング効果によりツヤが出る
  • 頭皮に付けないので頭皮が敏感な方でも使える
  • ジアミンアレルギーの方でも使える
  • 上手な美容師さんにしてもらえばしっかり染まる
  • 根元が伸びてきても目立ちにくい

 

ヘアマニキュアの悪いところまとめ

  • 色が落ちやすく、タオルや寝具が汚れる可能性がある
  • 白髪は染めるが黒髪は染まらない
  • 今よりも明るいに色に着色できない
  • 地肌から染める事が出来ない
  • 肌に付くと取れにくい
  • 塗布するのが難しい

 

 

上記のようにヘアマニキュアには良い点もあれば、悪い点もあります。

これまでの内容を参考にして、ご自身に合うヘアカラーなのか考えてみるのが良いでしょう。

 

もし、長く染めていたい方、豊富なバリエーションで染められたい方には、やはり白髪染めなどの酸化染料を用いたカラー剤もオススメです。

低刺激のものからアレルギー性の低いものまでたくさんのバリエーションの中から選ぶ事が出来ます。

 

また、植物染料で着色をすることに興味がある方は、ヘナもよいでしょう。

 

ご自身にはどのカラーが合うかわからないという方はぜひご相談ください!

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