湯シャンって髪や頭皮にいいの?湯シャンのメリット・デメリットを解説!
寝屋川市「香里園駅」から徒歩3分の
オーガニックカラーと天然ヘナが得意な美容室
hair’s LOG(ヘアーズ ログ)の小野です。
近頃よく「湯シャン」という洗髪の方法を耳にすることがあるのではないでしょうか?
湯シャンとは、いわゆるシャンプー剤を使わずに、お湯だけで髪を洗うヘアケア方法です。
- 「洗う手間が減るのは嬉しい」
- 「頭皮に優しそう」
- 「エコになりそう」
などと興味はあっても、
「シャンプーをしなくても汚れが本当に落ちるの?」
「頭皮は臭くならない?」
といった疑問を持っている方は多いかもしれません。
そこで今回は、湯シャンのメリット・デメリット、湯シャンをする際のポイントや注意点などについて解説していきたいと思います!
湯シャンって本当にいいの?湯シャンの効果と適切な方法を解説!
「湯シャン」とは、シャンプー剤を使わずに、お湯だけで髪を洗うヘアケア方法です。
湯シャンの主な目的は、
「シャンプー(界面活性剤)を使わない事で、洗いすぎを防ぐこと」
シャンプー(洗剤)の主成分「界面活性剤」を使わないことで、
頭皮の皮脂が過剰に奪われるのを防ぎ、頭皮環境が整いやすくなると言われています。
湯シャンの効果・メリット・デメリットは?
湯シャンのメリット⭕️
①湯シャンだけでも汚れは落ちる
「シャンプーをしないで汚れがちゃんと落ちるの?」
と思われる方は多いかもしれませんが、
お湯でしっかり洗うだけでも汚れの7〜8割は落ちると言われています。
②シャンプーを使う量が減って経済的
湯シャンを取り入れることでシャンプーを使う量が減るので、お財布や環境に優しいと言えます。
③頭皮環境が整う
洗浄力の強いシャンプーを毎日使っていると、頭皮の皮脂が必要以上に洗い流されてしまい、
頭皮の乾燥を招いたり健康な髪の毛が育つのを邪魔したりすることがあると言われています。
湯シャンのデメリット❌
①べたつきやニオイ・かゆみが気になる
湯シャンだけでは頭皮の皮脂を落としきれず、べたつきやニオイが気になることがあります。
特に夏場は汗や皮脂が多く出るため、湯シャンだけではべたつきやニオイが残りやすくなります。
②摩擦で髪を傷めたり広がることも
お湯だけで髪を洗うと、シャンプーの泡がない分、髪の毛同士が摩擦されたり指や爪にひっかけたりしやすくなり、髪を傷めてしまうことがあります。
また、すでに髪の毛のダメージがある方は、湯シャンのみでトリートメントをしないと、
髪表面がコーティングされないので、きしみや摩擦が出やすくなり、余計にパサつき広がる可能性もあります。
④頭皮トラブルがあるならシャンプーを使ったほうが良いかも
人によっては、頭皮に湿疹やかゆみ・炎症があって市販のシャンプーが合わないことがあります。
こういった方の場合、湯シャンで改善する場合もありますが、
もともとシャンプー剤が原因でない場合もありますので、一度皮膚科を受診しましょう。
原因によっては湯シャンではなく、
皮膚科などでお薬を出してもらうか、
頭皮トラブル用の薬用成分などが入ったシャンプーを使った方が効果的なこともあります。
⑤整髪剤を使用している場合はシャンプーを使ったほうが良い
ワックスやスプレーなど整髪料を使用した日は、シャンプーで洗髪をした方がよいでしょう。
整髪料をお湯だけで落とし切るのは難しく、成分が髪や頭皮に残ってしまいます。
⑥パーマやヘアカラーを楽しんでいる方はシャンプーを使った方が良い
パーマやヘアカラーなどをされていて髪の毛のダメージがある方は、補修成分の配合されているシャンプートリートメントを使用される方が髪の毛は扱いやすくなるでしょう。
湯シャン向きの方は、ノンパーマやノンカラーのバージン毛、髪の毛を傷めないヘナなどの植物性カラーをされている方に向いています。
湯シャンの適切な方法
湯シャンはシャンプーを使わないでお湯だけで髪と頭皮を洗う方法ですが、
「完全に脱シャンプーし、毎日湯シャンのみ」
という本格的な取り入れ方もあれば、
「2日に1回は湯シャン」「週に1回は湯シャン」
といった方法でされている方もいらっしゃいます。
初めて湯シャンをやってみようという方の場合は、いきなり脱シャンプーしてしまうと、
上記に挙げたデメリットが出やすく、取り入れたものの長続きしない方が多いので、
週に1回程度から始めて、「湯シャンが自分に合っている」と感じたら回数を増やしていくのが良いでしょう。
ヨーロッパなどの乾燥地域と違って日本は高温多湿ですのでそもそも湯シャンがあまり向いていない地域柄になりますので要注意です
湯シャンのポイント
①洗髪前に髪をしっかりブラッシングしてホコリなどを取っておく
髪の毛についたホコリなどの細かい汚れを、先にブラッシングで除去しておきましょう。
②お湯の温度は38度程度、熱すぎるのはNG
お湯は38度くらいのぬるま湯を。お湯が熱すぎると頭皮の乾燥が進み、かえって皮脂分泌過多やフケなどのトラブルにつながることがあります。
③洗うのは髪の毛ではなく頭皮!
髪の毛ではなく頭皮をしっかり洗うことが大事です。
シャワーのお湯を頭皮に当てながら指の腹を使って揉み込むように頭全体をまんべんなく洗いましょう。
④髪の毛をゴシゴシ洗わない!
髪の毛をゴシゴシ洗わないように気をつけましょう。
特に湯シャンの場合、シャンプー泡のクッションがないため、髪同士が摩擦しあって傷みやすくなります。
湯シャンは自分のペースで
湯シャンを取り入れようと張り切って始めたものの、
いきなり全くシャンプーしないとなると頭皮環境が追いつかなくて、髪や頭皮がベタベタしたり臭いが気になってしまう事もあります。
まずは週一や2〜3日に一度など少しずつ湯シャンを取り入れるのが長続きする秘訣かと思います。
リモートワークなどで1日中家にいた日・活動量が少なく汗をかかなかった日、整髪料をつけなかった日などは、
「今日は汚れてないからお湯で洗うだけでいいかな」と思うことがあるかもしれません。
そういった日は全く洗わないという選択肢もありです。
逆に湯シャンをしてるけども、
たくさん汗をかいて気持ち悪い、焼肉など油や臭いの強い食事をしたなど、
今日はサッパリしたい!と思う日はシャンプーしてあげていいと思います。
無理せずご自身のペースで湯シャンを取り入れていきましょう
hair's LOG 小野
まとめ
「湯シャンを取り入れてみようかな」と思う理由は人それぞれかと思います。
「頭皮の乾燥が気になるから」「シャンプーするのが面倒くさいから」という方もいれば、
「オーガニックの観点から脱シャンプーをしたい」という方もいるでしょう。
今回ご紹介したように、湯シャンにはメリットもあればデメリットや注意点もあります。
ご自身の髪に関するお悩みやライフスタイルに合わせて、適切な頻度・方法でとりいれてみるのが良いでしょう。
もし、湯シャンをしてるけどもたまに洗うときは低刺激、頭皮に優しいものを使いたいと思う方、
湯シャンを取り入れたいけど難しそうなので、界面活性剤の優しいシャンプーを使いたいという方は、
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