つらい頭皮のかゆみ!頭皮湿疹の原因と対処法について
寝屋川市「香里園駅」から徒歩3分の
オーガニックカラーと天然ヘナが得意な美容室
hair’s LOG(ヘアーズ ログ)の小野です。
頭皮のかゆみが続くと辛いですよね。
でもそのうち治るだろうと放っておくと、悪化し他の症状を発症する可能性もあります。
今回は頭皮のかゆみの原因についてや、適切な対処法について書いていきたいと思います。
頭皮のかゆみがずっと続いているという方はぜひ参考にしてみてください。
頭皮の痒みの原因は?
「ちゃんと頭を洗っているのにかゆい」
「頭皮がかゆいときが続く」
「痒みがおさまらなくて辛い」
そんなお悩みの方も多いのではないでしょうか?
頭皮にかゆみが生じている場合には、
主に「5つの原因」があります。
- 頭皮の乾燥
- 頭皮の傷・かさぶた
- フケ
- 汗・皮脂
- ヘアケア製品
それぞれの特徴について、詳しくみていきます。
①頭皮の乾燥
頭皮は顔などに比べて毛穴の数が多いため、
皮膚の中では水分が抜けやすいという特徴があります。
乾燥することでバリア機能を失い、敏感になってしまうため痒みが生じます。
頭皮の乾燥を感じている方は、
- 高温のシャワーを浴びない
- ドライヤーを近づけすぎないようにする
- お風呂上がりに頭皮の保湿を行う
といったことを心がけることで、頭皮の乾燥を防きやすくなります。
特に乾燥肌でなくても、冬になると乾燥した空気の影響を受けやすくなりますので、
環境によるとその時期だけ頭皮が乾燥する方もいらっしゃいます。
お肌はケアしてるけど頭皮までケアしてないという方も多いのではないでしょうか
あっくん
②頭皮の傷・かさぶた
物理的に頭皮を傷つけてしまうとその部位に痛みや痒みをともないます。
そんな頭をぶつけたりしてないと思われるかもしれませんが、
頭皮の傷やかさぶたはふとした行動により出来てしまいます。
例えば、
- たまたま頭皮がかゆくなり掻いた
- 爪を立ててシャンプーをした
- 頭皮の湿疹・ニキビが出来て触っている
- 強い日差し(紫外線)を浴びた
といったことで炎症や傷がついたり、その傷がかさぶたになります。
皆さんも怪我をした後にかさぶたが出来て、
触ったり掻いたりしてはいけないとわかっていても、
触って剥がしてしまった経験があると思います。
傷は治っている途中でも痒みが出ます。
本当は頭皮の傷が治っている途中なのに、
掻いてしまい、治らない、また痒い・・・の悪循環になっていませんか?
hair's LOG 小野
さらにかさぶたに細菌が入って繁殖してしまうと、さらに強いかゆみをともなうので、
傷やかさぶたが頭皮に出来た時は出来る限り、触らない様に、
頭を洗う時なども傷つけないよう優しく触れる様にしましょう。
③フケ(乾燥フケ・油性フケ)
潤いをもたらす頭皮の皮脂と、皮脂や汗を栄養とするマセラチア菌という常在菌のバランスが崩れたときに増加するのがフケです。
フケには2種類あり、それぞれ発生する原因が異なります。
【フケのタイプ】
「乾性フケ」・・・冬に発生しやすく、主に頭皮の乾燥、過剰な洗髪が原因
対策としては、頭皮の保湿や日常での加湿
「油性フケ」・・・夏に発生しやすく、主に頭皮の皮脂の過剰分泌、洗浄後のすすぎ不足が原因
対策としては、余分な皮脂の洗浄や食生活の改善
フケは頭皮を刺激するので、増加にともなってかゆみを感じやすくなります。
フケが多くなったときは、時期や頭皮の具合から判断して適切な洗髪習慣の見直しをしましょう。
④汗・皮脂
汗が分泌され、頭皮が蒸れた状態のまま放置してしまうと、皮脂が汚れて細菌が繁殖し、かゆみの原因となります。
人間の汗には、それぞれ2種類の汗があります。
一方は「アポクリン腺」から分泌されるとろみのある汗で、
もう一方は「エクリン腺」から分泌されるサラサラとした汗です。
エクリン腺から分泌される汗は、主に体温調節のためにもので、臭いがなく、「酸性」になっています。
一方、アポクリン腺から分泌される汗は、精神的な緊張や刺激などによって分泌されるもので、たんぱく質・脂質・アンモニアなどを含んだ「アルカリ性」のものになっています。
このアルカリ性の汗は雑菌を繁殖させると言われています。
さらに汗は塩分を含んでいるため、頭皮に炎症やアトピーがあると、それに触れてひりつくような痛みやかゆみを引き起こします。
大量の汗をかいた場合は清潔なタオルで拭き、できるだけすぐに洗い流すようにしましょう。
そして油物などこってりとした食事が好きな方は要注意です!
油物を食べることが多いと、発汗される汗が油を含んでしまい皮脂がべたつきます。
日頃の食生活が偏ってしまっている場合は見直した方がよいでしょう。
④ヘアケア製品
シャンプーやトリートメントをした後の頭皮にかゆみを覚えた場合は、それが原因であることが多いです。
個人の体質により合わないヘアケア製品があり、接触性皮膚炎を引き起こすことがあります。
特にアトピー性皮膚炎の方の場合は、アレルギー反応を起こしやすい傾向にありますので、体質にあったヘアケア製品を選ぶように注意しましょう。
また、シャンプーやトリートメントがすすぎきれず、頭皮や首などに残らないように注意が必要です。
かゆみを引き起こす雑菌が増殖してしまいます。
ヘアケア製品は自分の肌質にあったものを選び、時間をかけて洗い流すようにしましょう。
【その他の原因(ヘアカラーや更年期】
その他の頭皮の痒みの原因として、
もしヘアカラーの後にいつも頭皮がかゆくなる、湿疹が出来るなどの症状が出る場合は、
ヘアカラーでのアレルギーの可能性が高いです。
この場合はそのヘアカラーが使えない可能性がありますので、
別のタイプのカラー剤(ノンジアミンヘアカラー)などに変更できるか美容師さんなどに相談してみましょう。
さらに女性であれば更年期症状によるかゆみも考えられます。
更年期に起こる女性ホルモンの低下現象によって、髪や頭皮の乾燥が起こりやすくなることが原因です。
悪化してしまうと敏感肌になり頭皮のかゆみや抜け毛をともなうので、
頭皮への乾燥対策や保湿効果の高いヘアケア製品を選ぶようにしましょう。
ここから具体的な対策方法について解説していきますね!
hair's LOG 小野
【頭皮の痒みの対策】
煩わしいかゆみから解放されるためにも、日頃からできる頭皮ケアを3つご紹介します。
- 生活リズムを正してストレスケアを行う
- ビタミンB2,B6を多く含む食品を摂取する
- 低刺激・かゆみを抑えるシャンプーを使う
それぞれの頭皮ケアについて詳しく解説します。
①生活リズムを正してストレスケアを行う
ストレスや不安から頭皮のかゆみを引き起こすことがあります。
そのため、かゆみを予防するために日頃からストレスを溜め込まないようにすることも必要です。
ウォーキングやストレッチなど軽い運動に加えて、
夜の睡眠時間はしっかりと摂りましょう。
夜の11時~2時はゴールデンタイムと呼ばれ、
皮膚細胞の再生が行われるターンオーバーが活発です。その時間に睡眠することで地肌ストレスの軽減にもつながります。
②ビタミンB2, B6を多く含む食品を摂取する
「ビタミンB2、B6」が不足するとフケ症のリスクが上がります。
なぜなら、これらの栄養素が不足することでターンオーバーが乱れてしまい、フケが発生する原因となるからです。
フケや頭皮の乾燥が気になる場合は、普段のお食事にビタミンB2、B6を取り入れてられる事をオススメします。
「ビタミンB2」は皮脂のバランスを整え、皮膚や粘膜の健康を維持する働きがあります。
ビタミンB2が多く含まれる食材
豚レバー
鶏レバー
牛レバー
うなぎ
牛乳
ビタミンB2は熱分解されにくいため、調理方法を意識する必要はありません。
ただし、茹でた場合はビタミンB2がお湯に流れ出るため、茹で汁も一緒に調理して摂取するとよいでしょう。
「ビタミンB6」は皮膚のターンオーバーのリズムを整える働きがあります。
ビタミンB6が多く含まれる食材
カツオ
マグロ
サンマ
バナナ
ビタミンB6は熱分解されやすいため、なるべく火を使わずに調理することをおすすめします。
フケをともなうかゆみの場合は、ビタミンB2、B6を摂取しましょう。
どちらも食べ物から摂取できる栄養素なので、普段の食生活に積極的に取り入れてみてください。
hair's LOG 小野
③低刺激・かゆみを抑えるシャンプーを使う
かゆみを抑えるシャンプーやローションなどを使うことや頭皮の洗い過ぎを避けることで、かゆみが抑えられます。
原因菌の増殖と炎症を抑える成分が配合されているのかを見て選ぶとよいでしょう。
【原因菌に効果的な成分】
- 硝酸ミコナゾール
- ピロクトンオラミン
- ジンクピリチオン
- グリチルリチン酸ジカリウム
- ヒノキチオール
- トリプタンスリン
- アイ葉/茎エキス
などの成分が含まれているものをオススメします。
頭皮の皮脂が増えすぎると脂性フケの原因になりますが、適量であれば頭皮に潤いをもたらす役割があります。
つまり、皮脂を過剰に洗浄して頭皮が乾燥してしまうこともかゆみの発生源なのです。
毎日頭を洗われている方はフケや痒みが気になるからといって1日に何度も洗う必要はありません!
洗うのは1日1回に抑えましょう。
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前述の痒みに効果のある有効成分などが配合されたDDTシリーズがオススメです
hair's LOG 小野
それでも痒みがひかない場合はお薬を!
ここまでの原因や対策方法をご紹介してきましたが、
それでも頭皮のかゆみが引かない場合は、市販薬や皮膚科での治療をおすすめします。
なお、市販薬を購入する場合は、店頭の薬剤師や登録販売者に相談し、購入するようにしましょう。
自己判断で治療を続けていても、実は原因となるものが違っていたり、間違えたケアを続けてしまっている可能性があります。
そうした場合、辛い思いを長くしてしまう事になってしまいます。
医薬品や病院での治療は、セルフケアに比べて即効性がありますので、症状の度合いに応じてら適したものを選ぶことが重要です。
《まとめ》頭皮の痒みの原因と対処法
今回は頭皮のかゆみの原因と対策について解説しました。
原因については、
- 頭皮の乾燥
- 頭皮の傷・かさぶた
- フケ
- 汗・皮脂
- ヘアケア製品
これらが影響している事が多いです。
頭皮の洗い方や生活習慣、食事などの見直しなど、
日頃からできる予防でかゆみの予防をしてみてください。
そして、辛いとは思いますが、
出来るだけ触らない、掻かない事が大切です。
その間は原因に対する適切な対策に加えて、
頭皮の炎症や痒みを抑えてくれるシャンプーやローションを使用しましょう。
それでも、かゆみが引かない、かゆみが激しい場合、まずは皮膚科への受診をおすすめします。
放っておくと思わぬ抜け毛や他の症状を発症することもあるので、我慢せず医療機関を受診するようにしてください。
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