国産100%の天然ヘナ『美らヘナ®︎』とは?特徴とこだわりについて解説
寝屋川市「香里園駅」から徒歩3分の
オーガニックカラーと天然ヘナが得意な美容室
hair’s LOG(ヘアーズ ログ)の小野です。
hair’s LOGでは、
インド産の天然100%のヘナを取り扱っていますが、
これまで常連様だけの限定メニューとさせていただいていた国産ヘナを正式なメニューとして取り扱いをさせていただく事になりました!
今回は沖縄で収穫から製造まで行われている『美らヘナ®︎』のこだわりと特徴について詳しく解説していきたいと思います。
【ヘナの基本的なお話】
ヘナ初心者の方はこちらからご覧ください。
純国産『美らヘナ® 』
純国産の『美(ちゅ)らヘナ』とは、
ヘナ栽培から刈り取り、パウダー化までの加工、パッケージ全ての工程を日本国内の自社工場で行う事により、
これまでの外国産のヘナよりも、新鮮でより安心して利用して頂ける商品となっております。
そして、外国産のヘナより、染まりが良い、臭いが少ない、髪のツヤやクシ通りが良いなどのメリットがあります。
そういった純国産「美らヘナ®︎」のこだわりや特徴について詳しく説明していきますね!
インド産ヘナと沖縄産ヘナの違い
外国産と国産産ヘナの最大の違いの一つに「鮮度」があります。
インドではヘナの葉は国が管理しており、
年に2回(3月と9月頃)刈り取り後、ヘナの葉はすべて一旦国営の市場へと運ばれます。
その後に、各ヘナメーカーが市場から仕入れ、ヘナ工場にて製品化を行います。
刈り取りから仕入れ、加工、日本への輸送まで、数か月を要するためどうしても鮮度が落ちてしまいます。
また、市場で鮮度が落ちたヘナの葉は、見た目や染まりををよくするために「化学染料」が混入されていることがあり、
天然100%と名乗っていてもそういった成分が混ぜられ販売されていることがあります。
これは見た目ではなかなか分からず、成分分析をしないと分かりません
hair's LOG 小野
一方、国産の場合は、毎月刈り取りが可能で、
刈り取り後は約1週間以内に製品化でき、鮮度高いヘナを、
最短で1か月以内にお客様のもとへお届けすることが可能となっています。
新鮮な商品を提供するために、必要な分だけを刈り取り製品化しています
hair's LOG 小野
沖縄産ヘナの葉は大きくて肉厚
もう一つの違いはヘナの葉が沖縄産の方が大きく肉厚だということです。
インドでは広大な敷地で栽培されるため50cmほどの高さまで育つと根本から刈り取られてしまいます。
一方沖縄では敷地に制限があるため1~2メートルほどの高さになるまで育てます。
刈り取りまでに時間と手間はかかりますが、その分刈り取った葉の大きさは約3倍、重量比も6倍と大きく肉厚です。
また、インド産と違って土壌改良を行い、充分な堆肥を与えていますので、パウダー化したときに色や香りの品質が高くなります。
インドの乾燥地帯より、沖縄の豊かな土壌だと良く育つんですね
hair's LOG 小野
素材だけじゃない国産ならではこだわり
「美らヘナ®︎」は、ヘナとしての素材だけではなく、
製粉とそれにいたる工程にもこだわりがあります。
インドの提携工場ではできなかった不純物の選別、製粉の工程では国産の工場ではしっかりとこだわって生産する事ができます。
不純物を徹底的に除去
ヘナの不純物の選別の過程で、
インドの場合、砂漠地帯であるためヘナの葉には枝、茎だけでなく、砂やほこりといった不純物が多く含まれており、
機械で不純物を取り除きますが、かなり不純物が残っている状態で粉末にされています。
ヘナの色素は「葉」に含まれるために、枝や茎、砂などはヘナの染まりに効果がありません。
「美らヘナ」の場合、砂やほこりなどの不純物が含まれるような栽培、刈り取り、管理を行わないためほとんど含まれることがありません。(※分析センターで分析済み)
そして不純物の選別もインド産よりも手作業でさらに細かく行い、可能な限り葉肉だけを粉末にすることで染色力を高めています。
こういう細かい作業はやはり日本人は得意ですよね
hair's LOG 小野
ヘナの成分を壊さない最先端技術
ヘナの葉を粉末にする製粉の工程でも「美らヘナ®︎」はさらにこだわっています。
インド産ヘナでは粉砕機の発熱により、粉の色や香りなど品質の劣化が見られました。
そこで「水冷式粉砕機」を導入し、製造過程における機械の発熱を抑え、ヘナの葉の成分を極力壊さないように刈り取ったときの生葉の香り、パウダーの色、鮮度を保ちながら粉末にします。
また、粉砕のヘナの粉の大きさは、従来の1/3~1/4位の細かい微粉末です。
微粉末にすることで、お湯で溶いたときにチョコレートフォンデュのようななめらかさで作業性が上がり、
髪への浸透力(髪への染まり、トリートメント効果)を高まり、流す際にもヘナ特有のキシミ感がなく、トリートメントを流すような感覚で他社がまねできないハイクオリティーな沖縄産ヘナを製造しています。
初めて使用した時、そのなめらかさに驚きました
hair's LOG 小野
これまでのヘナにはなかった染色力
「美らヘナ」は、白髪を染める成分である「ローソニアアルバ(ローソン)」の含有量が、
インド産の2~3倍と多く含む(分析センターで分析済み)ため、きれいに染まります。
けれども「美らヘナ」のローソン含有量はなんと3%と計測されました。
上の画像は人毛白髪への染毛テスト(塗布後10時間放置)の結果です。
この様にこれまでのインド産のヘナと比べて沖縄産の美らヘナはより濃く染まっているのがわかります。
さらに手触りやツヤ感も高く、「ヘナショック」とよばれる軋み感も少なくなっております。
ヘナの品質と安全性の向上と共に、毛染めの際にも違いを感じれる製品となりました。
実は「美らヘナ」以外にも、沖縄ヘナの販売メーカーはあります。
しかし、葉の品種、栽培、加工方法で品質は様々です。
ご注意頂きたいのが国産、沖縄産、琉球ヘナと呼ばれている中には、
- インドヘナを沖縄で育てている畑があります
- 外国産のヘナに沖縄産ヘナを少量加えて沖縄産と表示されている製品の存在(製品の殆どがこれに該当します。)
- 沖縄産ヘナの収穫方法の違い。
- 乾燥から不純物を取り除く工程の違い。
- 微粉末(パウダー)の加工工程の違い。
このことから「沖縄産ヘナ」「国産ヘナ」という表示があっても全てが同じ内容、クオリティーではないことをご理解頂きたいと思います。
国産ヘナの中でもこの「美らヘナ」に強いこだわりを感じましたので採用させていただきました
hair's LOG 小野
そのこだわりは生産者である「グッチさん」のブログでも発信されています。
『美らヘナ®︎』の優れた特徴まとめ
これまでインド産のヘナが品質の高い物とされていましたが、
沖縄でのヘナの栽培、収穫から選別、製造などへの大きなこだわりにより、さらにグレードの高いヘナが完成いたしました。
【「美らヘナ」のこだわり】
- 100%純国産沖縄ヘナ品種【仲里1号】であること
- 収穫はヘナ葉が大きく生長した枝のみをカットし収穫する方法
- 不純物を徹底的に取り除く
- 十分に乾燥させる(しっかり乾燥することで微粉末化が可能)
- 鮮度を落とさない冷却方式による微粉末化
そして、この様なこだわりにより作れたヘナにはたくさんのメリットがあります。
【美らヘナの優れた特徴】
- 香りが違う(優しい香り)
- 感触が素晴らしい。
- 素晴らしいツヤ
- クシ通りが良い
- 濃く染まる。
- 熟成時間が短い
- いわゆる「ヘナショック」と呼ばれる毛先のガサガサ感も皆無
- 色がちがう。(ややオレンジ味が少ない)
- 黒髪が明るくなっている。(インド産HQヘナよりも)
- サンドと呼ばれるインド産特有の砂(0.数%含有)が含まれていない。
といった特徴があります。
国産ヘナは、まだまだ全国的にもあまり取り扱っている美容室が少なく初めて聞いたという方も多いかもしれませんが、
実はかなり前から沖縄の琉球大学でヘナの栽培は研究されていました。
国産のヘナは外国産ヘナと比べて、安心感と鮮度が違います。
より安全で安心できてよく染まるヘナをお探しの方はぜひ体験してみてください。
国産ヘナについての補足
もし、ヘナが初めてでインド産と沖縄産でどちらにしたらよいの?という方には、
まずは基本であるインド産をオススメしています。
もともとインド産はとてもクオリティの高いヘナですからね
あっくん
インド産の天然100%ヘナ「HQヘナ」をしてみて、ヘナの良さを感じていただいてから、
さらにこだわりたい!という方は沖縄産の「美らヘナ」を体験していただけたらと思います。
ヘナの販売も行っております
家でヘナでご使用したいという方には、インド産の「HQヘナ」、沖縄産の「美らヘナ」ともに店頭で販売も行っております。
ご来店出来ない方にはネット販売も行っております。
ぜひご利用ください♪
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