ヘナのメリット・デメリット 初めてヘナ染めする時は要注意!
寝屋川市「香里園駅」から徒歩3分の
オーガニックカラーと天然ヘナが得意な美容室
hair’s LOG(ヘアーズ ログ)の小野です。
髪や頭皮のことを大切に思われる方、ヘアカラーで頭皮に刺激を感じる人にとって、
「ヘナ」は理想的な毛染めとなります。
ただ白髪染めとして考えたときに、通常のヘアカラーと比べて様々な違いがあります。
その違いに関して何も知らずにヘアカラーと同じようなものだと思って使用すると思わぬトラブルになる可能性もあります。
今回はヘナのメリット・デメリットについて詳しく解説していきたいと思います。
天然ヘナのメリット①髪や頭皮への刺激が少ない
天然100%ヘナの最大のメリットは、頭皮に刺激なく白髪を染められることです。
もちろん、一部には天然へナでもかぶれる人はいます。植物アレルギーやアレルギー体質の方は注意が必要です。
でも、染めている時にしみる、かゆくなるといったことはかなり起こりにくいので、頭皮が敏感になった大人の女性にはうってつけです。
実際、ヘナ染めをされている方に、なぜヘナに興味を持ったのか話を聞いてみると、
多くのお客さんがヘナにしようと思ったきっかけとして「頭皮に刺激や悪影響を与えないものがいいから」といったご意見を挙げられます。
一方で、ヘナと一緒に使われることが多い「インディゴ」は、ヘナよりアレルギー性が高く皮膚トラブルが起きる率がやや高まります。
植物だからと安心せず、最初はパッチテストを行うことをおすすめします。
ヘナは、乾燥させた粉をお湯で溶かすだけで染められるので、慣れてしまえば比較的簡単。
根元や生え際に白髪が目立ってきたら、ちょこちょこっとその部分だけ簡単に染めることもできます。
天然ヘナのメリット②古くから薬草として使われるほどの良い効果が
ヘナのふたつ目のメリットは、頭皮と髪へのトリートメント効果です。
もともと、アーユルヴェーダにおいては殺菌、抗炎症、止血作用などのある薬草として使われているへナ。
頭皮を引き締める作用や、洗浄・消臭作用もあるといわれています。
更年期の女性は、女性ホルモンの減少によって相対的に男性ホルモンが優位になるせいか、頭皮が乾燥しているのに脂っぽく感じたり、ニオイを感じたりする人も多数いらっしゃいます。
そんな頭皮の酸化した皮脂や汚れを取り除くディープクレンジングのような効果が見込めるので、白髪を染めながら頭皮のパックまでできるといわれています。
古くから火傷の民間薬として使われていただけあって、体を冷やす効果もあります。
(それも手伝って、流した後は頭皮がすっきりします。)
さらにキューティクルの隙間に付着して傷んだキューティクルをコーティングする効果があるので、続けるほどに髪にツヤとハリ、太さが出てきます。
白髪がなくてもトリートメントとして使用される方もいらっしゃいます。
年齢を重ねて髪の細りを感じる人や、
くせ毛の人は、太くまっすぐな髪になると実感するケースが多いようです。
この様にメリットをあげると良いことづくしのように思えるヘナですが、通常のヘアカラーと比べるといくつかのデメリットもあります。
ヘナのデメリット①髪の毛の色が限られる
一つ目のデメリットは使い勝手の悪さです。
天然100%ヘナは『オレンジ色』にしか染まりません。
しかも染まるのは白髪だけで、明るくもなりません(脱色作用無し)。
明るくならないというのは、
もともと黒髪が多い人は明るい髪色にはならないということで色の選択肢はありません。
白髪のある方はオレンジのハイライトが入った様に見え、遠目から明るいブラウンの様に見えます。
インディゴを使う場合は、染めた直後は緑色がかった仕上がりになり、
2〜3日ほど経っと、ダークな黒っぽい髪色に落ち着きます。
ヘナのデメリット②髪のきしみや色落ち
ヘナ染めをした後の髪の扱いも勝手が違います。
ヘアカラーをした後はトリートメント成分などによりツルツルになる事が多いと思いますが、
ヘナをした後は髪がきしむことがよくあります。
ヘナ染めの経験が少ないうちや、ダークブラウンや黒髪に近いインディゴを多く含んだパウダーは特に強くきしみを感じます。
ヘナを続けていくかどうかの最初の難関はここにあるかもしれません。
石鹸シャンプーやノンシリコン系シャンプーを使った後のような感覚ですが、それ以上に強く「ヘナショック」という言葉があるくらいの髪のきしみが出るケースがあります。
このきしみはヘナやインディゴにより髪の毛が傷んだわけではなく、収斂作用により髪の毛が引き締まり過ぎることによる反動です。
だいたいの方は髪が濡れている時や、シャンプー後にきしみが出るものの、トリートメントやコンディショナーをたっぷり付けるときしみは取れツルツルになります。
またヘナ染め直後は色落ちもします。
染めた後に、市販の泡立つシャンプーでしっかり洗うと、シャンプーの泡がオレンジ色になります。
染めた後、色素の定着に2~3日ほぼかかると言われているのでその間は色が落ちやすいです。
色落ちを防ぎ、よりヘナの色素を定着させたい方はその間お湯シャンにされたり、洗浄力の優しいシャンプーで軽くだけ洗うようにしましょう。
「ケミカルへナ」や「古いヘナ」にも気をつけて
ヘナは一般の人には、ヘナ100%なのか、その他のハーブや化学染料が配合されているものかなど品質がわかりづらいこともデメリットでしょう。
自宅で市販のヘナを使って染める場合、どの製品を選ぶかによってへナに対する第一印象も変わってしまいます。
まずは配合成分を見て、「ヘンナ葉(へナ)」だけのものか、
ヘナと「ナンバンアイ葉(インディゴ)」、あるいは「その他のハーブ類」だけでできている、植物 100%のものを選びましょう。
今でも、ジアミン(PPD)などの酸化染料や、化学染料が配合された「ケミカルへナ」もあります。
理解した上でご使用されるのならば問題はないですが、
「ヘアカラーでかぶれやすいからへナにする」という人は、間違ったものを選ぶとヘナでもかぶれてしまったという事になりかねませんので、
配合成分をちゃんと確認したり信用できる美容室から購入しましょう。
さらに新鮮かどうかも重要です!
ヘナをはじめとしたハーブ類は農産物。
秋に収穫された葉が良質とされていますが、その年の天候によるでき具合や、新物かどうかも染まりに影響します。
ヘナは主な生産地であるインドの人々にとっても、生活に欠かせない大切なものです。
地域の自治体が管理する体制でヘナを生産していて、高品質のものは多くが国内での消費に回され、相対的に輸出量自体が少ないともいわれています。
新鮮で質のいいヘナパウダーは抹茶のような独特の香りがします。色はうぐいす色。
インディゴはそれよりも鮮やかな緑色をしています。
ヘナもインディゴも新鮮なほうが色も香りもよく、染まりもいいです。
古くなったヘナに着色料を付けて新鮮に見せているものもあるそうです。
「ヘナならどれでも同じでしょ?」
などと言って安いからとか、知らないとこのネットショップやフリマサイトなどで購入したり、
あまりヘナをされていない美容室でヘナをすると思わぬ弊害があるかもしれません。
昔したヘナがめちゃくちゃ💩臭かったとおっしゃってた方もいらっしゃいましたww
hair's LOG 小野
ヘナのメリットデメリット まとめ
ヘナは髪や頭皮に優しい毛染めとなりますが、
色が限られたり、香りが独特であったりなどのデメリットがあるものの、
ヘアカラーでしみる、髪の毛が傷んだ、などで悩まされている方にとってはたくさんのメリットがある毛染めとなります。
ただし品質の悪いヘナや化学染料などが混ざっているヘナなども存在しますので、
染められる場合には信頼のおける美容室などでご相談してみてください。
もちろんhair’s LOGでは天然100%のインド産ヘナと純国産ヘナを取り扱っております!
hair's LOG 小野
信頼できる天然100%ヘナ、国産ヘナをご自宅でご使用したいという方はこちらのhair’s LOGオンラインショップで購入する事も可能です💁♂️
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