髪の毛はどうして白髪になるの?そのメカニズムと対処法は?

寝屋川市「香里園駅」から徒歩3分の
オーガニックカラーと天然ヘナが得意な美容室
hair’s LOG(ヘアーズ ログ)の小野です。
老化現象の一つである髪の毛の「白髪」にお悩みの方は多いと思います。
一度白髪になってしまったらもとにはもどらないとも言われますが果たしてどうなのでしょうか?
髪の毛の白髪になるメカニズムから解説し、その疑問にお応えしていきたいと思います。
髪はもともと黒い?白い?!
日本人であれば、ほとんどの人は黒い髪色に産まれてきますので黒髪が当たり前と思っているかもしれませんが、髪というものは実はもともと黒いものではないのです。
髪の毛とは、毛母細胞が細胞分裂し、分裂した細胞がどんどん新しい細胞に押し上げられ、角化しながら柱状に伸びて頭皮から表面に出てきたものです。
この分裂後から毛髪が形成されていく過程で、毛母細胞に隣接するメラノサイト(色素細胞)から分泌される「メラニン色素」が取り込まれることで、髪は黒くなります。
ということは、人間の髪はもともと白髪として生まれて、その後に色が付くのです!
髪に色素が入るのは、頭皮を紫外線から守るため。
黒髪が紫外線によって発生する活性酸素を吸収し、細胞が損傷することを防いでくれています。
白髪ができるメカニズムとは?
白髪の研究がぐんと進んだのは、実はつい最近のことです。
2002年に日本の研究者によって毛髪の色素の幹細胞が発見され、
2011年には色素幹細胞が維持できないことで起こる白髪と脱毛のメカニズムが解き明かされました。
黒髪の元となる「メラニン色素」はメラノサイトという色素細胞から生まれますが、その大元が「色素幹細胞」です。
一方で毛のもとになる細胞は「毛包幹細胞」といいます。
ふたつの幹細胞は毛包の中ほどにある「バルジ領域」にあると言われいます。
引用 https://www.gurutto-koriyama.com/detail/585/news-48400.html
白髪になるのは加齢やストレスなどのさまざまな要因によって、「バジル領域」にある「色素幹細胞」の働きが維持出来なくなる事で起こります。
つまり、
メラニン色素の元となる「色素幹細胞」が衰えてしまうと、
メラノサイト(色素細胞)で「メラニン色素」が生成されなくなり、
髪が白いまま生えてきてしまうのが『白髪』のメカニズムとなります。
メラノサイトは活性酸素によって損傷を受け、老化するといわれています。
その活性酸素の発生をできるだけ抑えて、メラノサイトの劣化を食い止め、
再びメラニン色素を生成することができれば、一度白髪として生えてきてしまった髪も、根元から生えてくる髪が黒髪に変わるのです。
みなさんも自分の髪を見ていて、1本の毛の中で白と黒がまだらになっている髪を見たことがないでしょうか?
それは毛母細胞付近にあるメラノサイトが何かしらの理由で、
一時的に活動できない状態だった時に白いまま髪が生えて、その後に原因が解消したので再びメラノサイトが活動を初めたおかげで黒髪にもどり、
その様な白黒まだらな毛になってしまったという現象です。
白髪を黒髪に戻す方法はある?
それでは、
「メラノサイトの劣化を食い止めるにはどうすればいいの?」
「活動を休んでしまったメラノサイトを再び機能させる方法はあるの?」
といった疑問が出てくると思います。
メラノサイトは、毛母細胞と同様に毛根の奥の毛球部分にあります。
したがって、毛根部分の劣化を食い止め活性化させることが、白髪を黒髪に戻すことにつながります。
そのためには、生活習慣や食生活を変え、活性酸素の発生を抑えることが大切です。
まずは食べるものを変え、腸内環境を整えましょう。
また、ストレスは活性酸素を発生する大きな要因なので、ストレスのない生活を送りましょう。
腸内環境や生活習慣を変えることは時間がかかることです。
しかし、しっかりと続ければ少しずつ変化が出てくるはずです。
今後は。白髪予防・改善に大切な生活習慣やどういった食事が白髪に良いのかなど、
正しい白髪ケアの方法などをお伝えしていきたいと思います!
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